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ECサイトを構築するためのパッケージは、現在多数公開されています。特に国内においても多様なECサイトの構築パッケージが登場しています。今回は、厳選して6種類のECサイト構築パッケージとともに各パッケージのポイントを紹介したいと思います。

 

1.オープンソース(無償)パッケージ

●EC-CUBE
EC-CUBE」は、日本発のECオープンソースとなり、コア部分からカスタマイズを自由自在に行う事が出来ます。また、日本NO.1EC構築オープンソースとして第3回オープンソースソフトウェア活用ビジネス実態調査で認定されており、現在20,000店舗以上で実際に稼動しています。
EC-CUBEの特徴
・各種EC周辺サービスとの連携が自由に行える

・プラグインやモジュールが多数用意されている

・無償で利用できる(無償基準に準拠しない場合商用ライセンスが必要)

・他社サービスとの連携も可能

・日本全国に100社以上の制作パートナーが点在
カスタマイズも自由に出来るので、思い通りのECサイト構築が可能。機能の追加などを行わなければ、比較的安価でECサイトを構築する事が出来ます。

 

●osCommerce
osCommerce」は、オンラインショップが構築できるオープンソースのソフトウェアです。国際的に開発が進められており、常に進化し続けています。
osCommerceの特徴
・無償で利用可能

・オンラインショップに必要な基本機能が全てパッケージ化されている

・ソースが公開されているため、独自にカスタマイズ可能
必要な機能がパッケージ化されているので、パッケージを導入するだけで低予算・低コストで運用する事が可能です。日本語化も行われています。

 

 

2.有償パッケージ

●ECbeing
ECbeing」は、売れるECサイトがゴール・コンセプトのECパッケージです。支援実績は700社を超え業界実績もNO.1、「コカ・コーラ」「アカチャンホンポ」「KIRIN」など大手企業にも使われるシステムです。
ECbeingの特徴
・あらゆるECサイトのタイプへ対応する事が可能

・パッケージ選択後からでも、あとから機能を追加拡張する事が可能

・ECサイトを充実させるためのオプションが多数

・新規/リニューアルなど、ステージにあわせたサイト作り、支援が可能
最初に導入したパッケージに関わらず、後からスマホ・ケータイサイトなどを拡張する事が可能。特に一般消費者向け(BtoC向け)のECサイト構築に強いです。

 

●mercury
mercury」は、モバイルECに最大特化させる事で、他社のECパッケージを圧倒する機能性・利便性を持っています。モバイルに最適化させた「売れる」モバイルECプラットフォームを提供します。
mercuryの特徴
・モール運営とmercuryとの連携、在庫管理が可能

・モバイルユーザーの手間を省く最短2クリック購入

・購入履歴とユーザー属性を紐付けし傾向商品をページ表示(レコメンド機能)

・商品詳細ページにリアルタイムの在庫表示(人気機能)
モバイルユーザーを多角的に分析しており、手間の掛かる事を嫌うユーザーの為の「最短2クリック購入」など「売れる」為の機能が満載です。第一回モバイルコマース・グランプリ最優秀支援ベンダー特別賞も受賞。

 

●EC Direct
EC Direct」は、EC構築だけでなく、蓄積されたノウハウや動向を反映させた自由度の高いサイト運用を実現させるサーバーインストールタイプのECパッケージです。オプションメニューよりカスタマイズを選ぶ事や、外部サービスとの連携も可能です。
EC Directの特徴
・あらゆる業種に対応、多彩なカスタマイズが可能

・一人ひとりの顧客データを元に、最適な販売戦略が実施できる

・複数の販売チャンネルの顧客情報を一元管理し多くの顧客にアプローチ可能

・サイト構築後もアフターサポートの提供
ECサイト以外のほかの販売チャンネルを巻き込み、一人ひとり顧客に合わせた販売戦略が出来ます。また、ECサイト構築後もコンサルティングで「売れる支援」をしてくれます。

 

●STAR SERIRS
STAR SERIES」は、HIT-MALLをベースにテックファームのカスタマイズ機能を付加したECパッケージです。テックファームの運用実績を元に作られ、ECサイトに必要な機能はもちろん、PC/モバイルサイトのにも標準対応し、低コスト・短納期ですぐにECサイトを始める事が出来ます。
STAR SERIESの特徴
・リピーター増、売上拡大の為の分析機能を多数搭載

・お客様のニーズにあわせデザイン変更やデータ連携も自由に実現

・モール型構造のため、新規ショップの追加が楽

・拡張性に富み、運営実績を分析した上で効果的な機能を随時拡張できる
モール型構造で最初から開発する事で、新たにショップ(ブランド)を追加する際に、初めから構築という事にならず、コストを押さえスピード感のある事業拡大が可能です。また、初期のサイト構築時から全ての機能をそろえる過剰投資をせずに、後から機能が追加することも出来るので、この部分でもコストを抑えることが出来ます。

各ECサイト構築パッケージにより特徴があります。自社で実現したい事と特徴を照らし合せ、ECサイト構築時の参考にしてみて頂ければと思います。