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弊社へのお問い合わせの中でも人気のあるサービスの1つが「コンビニ決済」です。まずはクレジットカードやPayPalだけで運営してきたけれど、経営が順調なのでそろそろコンビニ払いも追加したい、といったパターンが多いですね。そこで決済代行会社側の者として感じるのは、ユーザとしてよく使うコンビニ決済でも、「導入する方法」はあまり知られていないということです。今回は、番号方式のコンビニ決済でよくある質問にお答えします。

番号方式のコンビニ決済でよくある質問

質問1: コンビニ決済とは?

コンビニ決済とは、「ネットショップの代金やサービスの料金をコンビニを通じて支払うこと」です。支払い番号を使って支払う「番号方式」と、払込票を使って支払う「払込票方式」の2種類があります。今回は、利用率の非常に高い「番号方式」についてお話します。

図表:「コンビニ決済 番号方式」と「コンビニ決済 払込票方式」

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質問2: コンビニ決済を導入するメリットは?

番号方式のコンビニ決済を導入するメリットをまとめました。

表:コンビニ決済(番号方式)導入のメリット
御社のお客様のメリット ・ クレジットカードがなくても使える
・ クレジットカードのセキュリティの心配がない
・ 全国約4万店のコンビニでいつでもお支払い
御社のメリット ・ コンビニ払込票を発行する手間が不要
・ 支払い完了通知がすぐ届く
・ 金額間違い、振込み元不明のトラブルがない

この中で一番注目してほしいのは、「番号方式」を利用するとネットショップ運営の手間を減らすことができる点です。

▼ 1. 金額間違い、振込元不明のトラブルがない
コンビニ決済の支払い番号には、「取引番号」と「振込金額」の情報が含まれています。
銀行振り込みで手間がかかる「旦那の口座から振り込んだから、買った人と振込み名が違う」「入金された金額が間違っている」「誰の何の入金か分からない(!)」といった入金照合・突き合わせの問題は一切起きません。

▼ 2. 払込票を発行する手間が不要
番号を利用するため、払込票を印刷・発送するコストをかける必要がありません。最初にシステムの接続・設定が完了すれば、日頃のEC運営で必要なルーティン作業が不要なことは、番号方式の大きなメリットです。

▼ 3. 支払い完了通知がすぐ届く(数分~2時間)
ユーザが入金したことは、すぐにネットショップ側に通知されます。さらにシステムが対応していれば、ユーザがコンビニで入金すると、ネットショップ側の管理画面ステータスが自動的に「支払い済」になる「自動消込」もできます。迅速な発送ニーズが高い物販でも、ユーザが入金したらすぐ発送するサービス力の高いショップ運営ができます。

 

質問3: コンビニ決済の手数料はどのくらいですか?

運営が楽になるメリットいっぱいのコンビニ決済ですが、気になるのは、費用ですね。

クレジットカードの場合、決済金額に対して一律の○%という料率設定ですが、コンビニ決済(番号方式)では、「1,000円までは○円、2,000円までは○円…」といった価格帯ごとに固定の費用がかかります。具体的な費用はECサイトごとに異なる個別見積もりですが、1,000円以下の決済ではクレジットカードよりかなり割高、1万円を超えると割安になってきます。

個別見積もりは、国内の大手決済代行会社では主流の価格設定方法です。利用するECサイトの売上高や商材の単価を考慮して見積もりをしています。

画像:コンビニ決済の手数料 お見積もり例

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質問4: 個人事業主もOKですか?

個人事業主の場合、実店舗を持っていればセブンイレブンのコンビニ決済を導入できます。その他のコンビニチェーンは、法人のみ契約ができます。

 

質問5: サービス料金や会費に使えますか? NG商材はありますか?

コンビニ決済は物販以外の支払い、サービス料金・チケット代金・会費などの支払いにも利用可能です。

まず、ペイジェントでは、公序良俗に反する商材はお断りしています。刀剣類・火薬などの武器や覚せい剤・麻薬、窃盗で入手した商品など(NG詳細の一覧)です。また、セブンイレブンでは、お客様が注文時に販売責任者住所に在庫がない商品も利用できません。産直品や予約販売、受注生産品などがこれにあたります。

これらの商品の支払いにはセブンイレブンでの決済が選択できないように対応する必要があります。

 

質問6: 利用開始までどのくらいの期間がかかりますか?

審査申請後、3~4週間が目安です。コンビニ決済の審査は「利用するECサイトが実際に閲覧できる状態」で申請する必要があります。サイト構築が遅れたため、サイトオープン日にコンビニ決済は利用開始できないというケースが時々ありますので、注意してください。

 

質問7: うちが使っているEC構築システム・カートに導入できますか?

ペイジェントのコンビニ決済は、EC-CUBEを始め、MagentoカゴラボPRECS助ネコZEROSTOREなど多くのシステムが標準対応済です。標準対応済のシステムとは、モジュールを設定するだけでかんたんに導入できます。

 

質問8: 審査を通るコツ・注意点はありますか?

他の決済方法にも共通しますが、特にコンビニはレジでの対面の支払いのため「大切なお客様がトラブルに遭うことがないか」という観点から、しっかり審査をしています。

購入フロー
商品をカートに入れてから決済方法を選択して送料込みでの決済金額が確定されるまでの遷移に問題がないこと

特商法情報
申請時の情報と相違が無いこと。問合せ窓口の住所や番号が正しく、仮に問い合わせた際に連絡がとれる状態であること。

サイトリンク
お知らせやバナー表示からのリンク先が閲覧できる状態。
もし、リンク切れや未確認ページがあれば非表示にしておく。

どれも当たり前ではありますが、サイトオープン前の大変な時には見落としが発生しがちです。他にも細かい審査基準や注意点が数多くありますので、ペイジェントでは審査申請専門の担当スタッフが、お客様が審査をスムーズに通過できるように支援しています。

 

まとめ

今回は「コンビニ決済」でよくある質問にお答えしました。

全国のコンビニで支払える決済方法ということで、ちょっと敷居が高く見えるかもしれませんが、導入するとメリットが多い決済方法であることが理解してもらえたら嬉しいです。ほかにも質問があれば気軽にお問い合わせください。

Photo Credit:Yuya Tmai