ソーシャルメディアを活用したO2Oのプロモーションは、次々に新しい事例が生まれている。今回は、海外でユーザーが熱狂した斬新かつユニークなO2O事例を5つ紹介しよう。 

事例1.リストバンドでFacebookにチェックイン

 

Roxy Proというサーフイベントで、スポンサーである携帯キャリア会社のOrangeが導入した事例である。

イベント参加者は全員、Facebookの個人アカウントが入ったRFIDブレスレットを配布される。そのブレスレットを使うと、Facebookのチェックインやいいね!、写真のシェアができる仕掛けになっている。このユニークな演出により、イベント中に、一人平均4回以上Facebookにコネクトし、12万View以上を記録した。

 

事例2.Facebookとリアルの連動型ゲーム

 

 

スウェーデンの洗剤ブランドArielが実施したFashion Shootというキャンペーンである。

駅の真ん中に設置された箱の中で、Facebookで操作可能なシューティングロボットが、真っ白の洋服めがけソースやケチャップを発射する。すると、ゲーム参加者には、後日、自分が汚した洋服がきれいに洗濯されて送られてくるという、斬新な洗剤のプロモーションだ。6日間で2万5千人がFacebookでのゲームに参加した。

 

事例3.スイスの小さな村のFacebookプロモーション

 

スイス、アルプスの中心部に位置するObermuttenという村のFacebookを使ったプロモーション事例である。Obermuttenは、住人がたった78人という小さな村だ。この村が行ったプロモーションは、Facebookページのファンになってくれた人の写真を村の掲示板に貼るという、ごく単純なものであった。

だが、名前も知らないニッチな村だからこそ、ネット上で大きな話題となった。結果、1万人以上のファンを獲得し、数百人が観光客としてこの村を訪れた。

事例4.Facebook連動型の寄付

 

 

Facebookでいいね!を押すと、フードバンクに1ドルの寄付ができるキャンペーンで、ベルギーの宝くじ協会が行った。寄付をした人は、Facebookのプロフィール写真が大きな壁面に貼られ、ネット上でリアルタイムにそれを見ることができる。5日間のイベントで1万5千人から寄付を集めることに成功した。

 

事例5.テレビCMと連動したキャンペーン

 

 

男性用のデオドランドのCMが、CGを使っていないことで話題となり、CMからソーシャルのキャンペーンに発展した事例である。

キャンペーンの内容は、CMに出演したモデルが、TwitterやFacebookでユーザーから投げられた質問を、Youtubeの動画を通してほぼリアルタイムに返事をするというものだった。合計80本の動画を更新し、斬新な取り組みが全米で話題を呼んだ。

 

まとめ

O2O成功の極意はただ1つ、いかにネットユーザーを巻き込めるかである。そのためには、ユーザーを熱中させるオモシロイ体験づくりが最も重要になる。アイディア次第で様々な仕掛けができるO2Oのプロモーションに、ぜひトライしてほしい。