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ランディングページを作成する上で、デザインは大切な要素です。ユーザーに訴えかけるページ作りをするために、押さえておくべき6つのポイントを紹介します。

 

ランディングページデザインのポイント1.キャッチコピー

ランディングページを開いてすぐに目に入るのは、メインとなる画像とキャッチコピーです。どのような商品のページなのか、文字と画像の両方から直感的に訴えることができます。

一番多く使用されているキャッチコピーの文字数は「11~20文字」だという調査結果があります。その間の文字数だと、ひと目で商品の特徴をわかりやすく伝えることができ、画面の横幅に合わせてちょうどよく配置できるようになっています。

 

ランディングページデザインのポイント2.メイン画像

ランディングページのメインとなるデザインは「縦長であること」と言われています。

よく使用されているサイズは、横幅が800~1000pxのサイズであり、パソコン画面のフルサイズのものはあまり見られません。横より縦に長くすることによって、ユーザーに下へ下へとスクロールして読み進めてもらうことになります。その方が一度に目に入る情報量を処理しやすく、より成約率があがると考えられています。

よって、画像の横幅は大きすぎず、キャッチコピーと画像が無理なく、そして圧迫感なく目に入ってくるような大きさを採用すべきでしょう。

 

ランディングページデザインのポイント3.商品の説明

キャッチコピーだけでは伝えられない商品の特徴やサービスをわかりやすく伝えます。長い文章にせず、できれば箇条書きの形でリストにして、端的に説明することが大切です。

原材料、効果、販売実績、価格、製法といった項目の中から、伝えたいことを絞って、わかりやすく記載します。さらに、その商品を購入することによって、ユーザーにどんなメリットがあるのかといった「効果」もここで記載します。

 

ランディングページデザインのポイント4.使用したユーザーの声

その商品の魅力を裏付ける根拠として、実際に使用した・購入したユーザーの声を記載します。

顔写真や、SNSでの意見、直筆のハガキや手紙、メールの文面など、それが「作為的ではない意見」だとわかる形での掲載が望ましいです。サービスの提供の場合、有名な企業や店舗が顧客となっている場合はそのロゴを掲載することでも、ユーザーに対して安心感を与えることができます。

メディアで取り上げられたような商品の場合は、その実績を載せることでもユーザーの信頼を得ることができるでしょう。

 

ランディングページデザインのポイント5.申し込みフォーム

一番重要な申し込みフォームの入力画面です。ボタンでリンク先に飛ぶ場合は、ページの一番上や、途中などにもそのボタンを配置するなどして、申し込みフォームを「わかりやすい」形で提示しておきます。

申し込みフォームの内容ですが、これは複雑過ぎては駄目です。必要最低限の情報の入力のみを求めるフォームになっていないと、ユーザーは「めんどくさい」と感じ、記入をやめてしまいます。入力項目はあくまでシンプルにすることが大切です。

 

ランディングページデザインのポイント6.会社情報などのその他の項目

会社名、電話番号、住所など、その商品をどこの会社が売っているのかがわかるような企業情報を記載しましょう。このような情報の記載がないと、その商品は信頼性にかけ、怪しい商品だと見なされてしまいます。ページに記載する必要はありませんが、免責事項などのプライバシーポリシーにリンクさせることも必要です。

 

まとめ・色々なページを見て分析してみよう。

ランディングページとは、ごく簡単なページでありながら、実に考え抜かれた要素で構成された、マーケティングの結果の現れです。

ごく限られた情報しか載せることができない場であるがゆえに、そのデザイン、画像、言葉に、全てそれを選んだ明確な理由があります。売上を上げている企業や商品のランディングページを上記のような項目に分けて分析してみましょう。そのことが、自社の商品がより引き立つランディングページ作りの手助けになるはずです。