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ランディングページの制作を行っている会社は数多くあります。どのような会社を選ぶべきか迷う方は多いのではないのでしょうか。それぞれの制作会社は、自社サイトに作成したランディングを掲載していますので、それから判断することは、ある程度は可能です。しかし、それだけで選んでも大丈夫なのでしょうか?失敗しないランディングページ制作会社の選び方を、3つのポイントから考えてみたいと思います。

 

作成したページと改善した数字を提示してもらいましょう

その制作会社が実際に作成したランディングページを見たら、もちろんデザインの良し悪しは判断できます。しかし、それだけで判断してはいけません。そのランディングページを作成したことにより、依頼した会社の成約率がどの程度改善したのか、その実績を数字で示してもらいましょう。

ページを作成して終わり、というスタンスではなく、そのランディングページを作成したことによってどのように改善したのか、また、その結果を受けてどのような対応をしているのか、という点も見ておきたいものです。

ランディングページの成約率をアップさせるためには、リスティング広告に適したキーワードを設定することから始まります。目標とする成約率、月の広告費の予算を考慮してキーワードを選定し、それを元にしてランディングページの内容を決定することになります。

それらの分析を自社で行えるのであれば、もちろんそれに越したことはありません。しかし、SEO対策やリス広告に関するノウハウがないようでしたら、それらの分析から行ってくれる制作会社を選ぶことが望ましいでしょう。

 

コンサルタント能力・分析能力・キャッチコピー力にすぐれていますか?

ランディングページというのは、売り込もうとしている商品や会社の魅力をわかりやすく伝える場です。そのためには、その商品の長所・強み・他社より優れている点を引き出し、誰もが納得するような言葉にする必要があります。優れたランディング制作会社は、分析し、魅力を引き出し、それを言葉にするという、分析能力・コンサルタント能力・キャッチコピー力が優れています。

 

単にwebの技術でページをひとつ作る、というのがランディングページの作成ではありません。どのような目的があってページを作りたいのか、どこが他社と違うのか、という背景をきちんと考え、分析に時間をかけてくれるような丁寧な仕事をしてくれる制作会社でしたら、望むようなランディングができると言えるでしょう。

 

アフターフォローをきちんとしてくれる会社ですか?

制作会社によっては、2つのページを作成し、それぞれのランディングページによる成約率の差を分析してよりよいページへと改善していく「A/Bテスト」を行っているところもあります。

 

制作して終了ではなく、実際に望んでいたような成果が出るのかを確認し、それをさらに改善してくれるという、「制作後」まできちんとフォローしてくれるような制作会社が望ましいでしょう。

 

成約率の上がるランディングページを作るためには、分析し、ページを作成し、それを試し、修正する、という作業が必要です。このようなランディングページ最適化(LPO)を行うことを売りにしている

会社を選べば、そのランディングページで成約率が上がるまで、きちんとフォローしてくれることと思います。

 

まとめ・ネット上の情報だけで判断しないこと

以上、ランディングページの制作会社を選ぶ際のポイントを3つ上げてみました。よりよい制作会社を見つけるためには、手間を惜しまず、電話や面談、プレゼンなどを行ってもらうことが大切です。

 

担当者の人柄、迅速なレスポンスが来るのか、望むような話し合いができるのか、といったことは、インターネットのホームページを見ただけでは、判断ができないことです。本当にあなたの会社にふさわしい制作会社なのかは、その会社の担当者と実際にやり取りをして初めてわかると言えるのではないでしょうか。