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自社のECサイトやモールの在庫管理を適当にしていませんか?ドキっとされた経営者の方もいるのではないでしょうか?自社のECサイトやモールの在庫管理、在庫連動を的確に行うことは、ネットショップを経営するうえで重要な項目になります。

今回は、在庫連動システムの仕組みと重要性についてご紹介します。これから、ECサイトを運営しようと思っている経営者の方や、在庫連動システムを導入しようとされている経営者の方は、参考にしてくださいね。

ECにおける在庫連動の仕組みとは?

自社のECサイトだけの運営であれば、在庫の管理には苦労しませんが、そのほかに、Yahoo!ショッピングや楽天市場、Amazonなどのモールを持った際、在庫の管理はどうなるのでしょうか。

 

最初から在庫表示しないのが一番簡単ですが、ユーザーは有るのか無いのかわからないものを注文はしないでしょう。ならば、どこかのモールで1個売れたらならば、他のすべてのモールの在庫を1個ずつ減らして更新していきますか?それは、とても時間のかかる作業になり、多品種のものを扱っていれば、膨大な手間になってしまいますよね。

 

在庫連動システムとは、在庫数の管理を一括してやってくれるシステムで、どこかのモールで1個売れたらならば、他のすべてモールの在庫を1個ずつ減らして更新してくれます。

 

導入したシステムの仕様によりますが、24時間即時更新のシステムであれば、いつでもどのモールでも同じ在庫数が表示されます。

 

ECサイトを運営するうえで、在庫連動システムを重要視する理由

在庫自動更新で更新作業不要で作業効率アップ!

どこかのモールで1個売れたらならば、他のすべてのモールの在庫を1個ずつ減らして更新してくれますので、その都度、他のすべてのモールの管理画面にログインして在庫を1個ずつ減らして更新するという作業をする必要がなく、多品種の多数のものを扱っているのであれば、圧倒的に更新の手間が省け、作業効率がアップします。

 

最初の在庫登録もCSV一括登録が可能で1点1点を登録する必要がないので、商品登録、在庫管理については、かなりの作業効率アップが期待できるでしょう。

 

ユーザーの信頼度アップ

ユーザーは、商品の到着を楽しみにしているだけに、「有るのか無いのか?納期はどのくらいか?」は、とても気になるところで、そのECサイトやモールで購入するかどうかの大きな判断材料とするでしょう。

 

また、最もがっかりさせるのは、在庫有と表示されていたのに、「在庫切れのお詫び」のメールが届いたときではないでしょうか?ユーザーの中には、色々なサイトを見て入念に下調べをして購入するまでに時間をかけている人もいます。

 

「時間かかって、やっと注文したのに!」「最初から在庫無くて、待たせる気だったのか!?」と憤りを感じる人もいるでしょう。

的確な在庫管理することが、ユーザーの信頼度をアップさせ、トラブル回避につながるでしょう。

 

実店舗との在庫連動も1つのシステムでまかなえる

自社のECサイトやモールだけでなく、実店舗の運営している場合は、在庫連動システムで一括して在庫管理ができるように組み込んだシステムを提供している会社もあるので、システム作成の会社に相談してみるとよいでしょう。

 

コスト削減につながる

在庫連動システムを導入するためには、コストがかかりそうと躊躇する経営者の方もいるでしょう。けれど、導入コストや月々のコストは、在庫管理をする従業員の人件費と比較すると低コストです。また、「在庫切れのお詫び」の対応やトラブルの対応をしていると時間が過ぎ、手間も人件費もかかるものです。ここは、スパッと在庫連動システムを導入されることをおすすめします。

まとめ

在庫連動システムを導入することで、手間が省け、ユーザーの信頼を得ることができ、ECサイトやモールのリピート率の上昇も期待できます。

必要に応じてシステムを導入することで、EC運営を更に効率化していきましょう。