いかなる企業も、いかにして自社サービス利用者を増やすか、商品の質を高めるか、等といった売上を向上させる部門に多くのリソースを使いたいはずです。

しかし会社を運営していく上で切っても切れないもの、それは経理業務です。


会社の規模が拡大し、業務内容の複雑化や取引先の増加が進めば進むほど、経理事務はどんどんと煩雑化していきます。


「経理業務がどんどん肥大化しているのに、経理業務ができるスタッフがこれ以上いない」

「経理スタッフは人材確保が難しく単価も育成コストも高い」

「人が足りないので事務作業を社長の自分がやるしかないが時間も手間も非常にかかる」


あらゆる企業が一度は直面するこのような経理業務の課題ですが、現在は経理業務をweb化することで全て解決できます。


今回は経理業務の中の「決済手段」という部分を最新のBtoB決済サービス利用しweb化し、また決済手段にクレジットカード決済を導入することで、どんな課題が解消できるのか、簡単にご紹介させていただきます。



①入金管理・消込業務の手間が大幅削減


一般的に皆様は紙の請求書を取引先に送り、銀行振込で決済をしてもらっているかと思います。

しかし銀行振込しか決済してもらう手段がない場合、


・多数の取引先からの入金確認(消込作業)に時間が掛かる。

・未入金の取引先への回収催促が大変。

・時々勝手に振込手数料を引いて入金してくる取引先がいるので会計業務が煩雑。


などというような悩みをお持ちかと思います。

しかし今流行のweb決済サービスを使用することで、これらの悩みを一挙に解消することができます。


これらのサービスは使用することで紙の請求書に加え電子請求書をメール等の手段で取引先に送ることができます。

電子請求書には請求金額や会社名の他にURLがついており、それを取引先がクリックするとECサイトの支払のように、クレジットカードやネットバンキングのような手段で決済ができるというすぐれものです。


お取引先がこのURLで決済を行うと決済した情報は、即座に電子請求書データと同期され、加盟店の請求書管理画面で閲覧することができます。

そのため、どのweb請求書がまだ未入金なのかという情報は、この管理画面を使用して検索することで一瞬で把握することができるようになります。


また未入金先への回収催促もメール送信で簡単に行えますし、クレジットカードの場合は登録したカードに対して引き落とし処理を行うこともできるため、二ヶ月目以降は取引先の登録したカードが使用できる限り、経理の方がそのカードに対して料金引き落とし処理をかけることができます。そのため回収催促自体がほぼ発生しなくなるのです。


またURLはお取引先様ごとに発行し、決済金額は経理側でURL毎に指定できるため入金額の違いなどの無駄も発生しなくなり、経理業務にかかるコストを大幅に改善することが期待できるのです。



②キャッシュフローが大幅改善


決済業務をweb化しクレジットカード決済を導入するためには、いわゆる決済代行業者と契約する必要があります。この決済代行業者を決済のフローの中に挟むことで、キャッシュフローは大幅に改善するのです。


BtoB請求の場合、締日が2~3ヶ月後ということも多く、なかなか売上が入金されず資金繰りに苦心された方も多いと思います。

しかしクレジットカード決済の場合ですと、カード会社が実際に取引先から引き落とすタイミングは数カ月後なので、取引先としても決済締切日を早目に設定できます。

また決済代行業者はによっては締日から数営業日後に入金を行いますので、カード決済が行われてからすぐに皆様の会社に売上が入金されるのです。これによって業者の選び方によっては、決済が行われてから1~2週間ほどで入金されるようになり、キャッシュフローの大幅改善が期待できます。




③未回収リスクの軽減


新しい取引先とビジネスを始めるに当たり、手間がかかるのが取引先の与信管理です。

この会社は本当に売上を入金してくれる会社なのか、こんな大規模な取引を行って大丈夫なのだろうか、といった与信判断を行うには時間もお金もかかります。


しかしクレジットカード決済を導入することでこの与信管理は全てカード会社に行わせることができるのです。

具体的に取引先がカード情報を決済webページから入力したタイミングで、債権はカード会社に移行します。そのため実際の取引先への請求業務はカード会社が行うので、取引先が実際に代金をカード会社に払う払わないにかかわらず、御社には確実に料金が入金されるのです(※不正利用時などの一部の例外を除く)。


そのためweb請求書を送り、カード情報が入力されたタイミングで、与信リスクはなくなります。



経理業務をweb化しクレジットカード決済を導入するだけで、これほど業務は簡単になります。

自社の売上を伸ばすことに集中し、限られた時間や人材を投入するためにも、経理業務・決済のweb化を検討してみてはいかがでしょうか。


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