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ランディングページは、企業の顔とも言える重要なページです。見込み客の獲得、検索キーワードの分析と言ったネットビジネスに欠かせないチャンスを生み出すのが、効果的なランディングページであると言っていいでしょう。ランディングページは、元々ある自社のサイトとは別に用意することが望ましいです。そこで、ランディングページの作り方や、作るときに忘れてはならない大切なポイントについて見てみたいと思います。

 

キーワードごとにページを作ろう

プリザーブドフラワーを扱うショップで考えてみましょう。「プリザーブドフラワー」をキーワードとして考えると、想定されるユーザーが広すぎてしまい、効果的なランディングページを作ることはできません。「プリザーブドフラワー 母の日」「プリザーブドフラワー 結婚式」「プリザーブドフラワー 誕生日」と、細分化して考えた場合、それぞれのキーワードによって作るべきページの要素が違うことがわかるかと思います。検索されるであろうキーワードを選び、それに合ったページを作ることがより効果的なリードの獲得へとつながるでしょう。

 

ユーザーを想定しよう

キーワードを選んだら、そのキーワードで検索するのはどのような人物なのか想像してみましょう。男性、女性、20代なのか、40代なのか、といった「想定するユーザー」によって、ランディングページに組み入れたい要素は異なってくると思います。そのターゲットとなるユーザーがどのようなものを望んでいるのかを考え、その人物の立場に立ち、どのようなサイトを目指して検索しているのかを考えることは、よりアピールできるランディングページ作りの大きなヒントとなってきます。

 

必要な構成要素を押さえよう

ランディングページは、1ページで売り込みたい商品を効果的にアピールするために、掲載する要素を絞る必要があります。

【ランディングページの構成要素】

キャッチコピー

商品やサービスのメリットや関心事、特徴を説明する魅力的なキャッチコピーが必要です。検索ワードに沿った、ユーザーの求めるものをシンプルに、そしてわかりやすく訴えかけるようなキャッチコピーを一番初めに掲載します。

 

商品の提示

このランディングページで購入して欲しい商品やあなたの会社の扱う事例を提示します。目に入ってすぐに読めるような、箇条書きや長くない文章で具体的に説明しましょう。文章を見ながら想像しやすいように、商品のはっきりわかる写真を載せます。

利点の説明

その商品を購入することで、ユーザーにどのようなメリットがあるのかを説明します。「商品の提示」には入れられなかったその商品の魅力を説明し、他の会社との違いを盛り込みながら、その商品によって得られる「良いこと」をわかりやすく説明します。

 

使用者の声・マスコミの紹介・データの提示など

使用者のレビューや、SNSでの反応、マスコミに取り上げられている場合はその情報など、商品の良さを裏付けるような情報を掲載します。それが意図的に作られたものではなく、実際の使用者の声であるとわかるような形での掲載が望ましいです。

 

申し込みボタン

商品購入の申し込みボタンや、資料請求のフォームへリンクするボタンを配置します。このボタンはなるべく目立ってわかりやすいところに配置することが大切です。

 

最後に・ユーザー目線で考えよう

以上、ランディングページの初歩的な作り方について説明してみました。ランディングページは、その「ページのビジュアル」だけではなく、SEO対策、それに基づいた分析、ユーザーの想定、といった様々な要素を考えて作らなければいけないものです。売れている企業やウェブサイトなどのランディングページを積極的に調査して、「その商品が欲しい人の望むこと」をイメージして、より効果的なページ作りに取り入れていきましょう。

 


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ネットで商品を販売しようと思えば、必ず必要になってくるのがランディングページですよね。最近は無料の作成ツールも出てきていますし、有料で質のよいテンプレートもあるので、自作することも可能です。でも購入率を上げようと思えば、ランディングページにはSEO対策、センスのよいデザインの他に、お客さんを購入ボタンへと自然に導くシナリオが必要になってきます。

 

それらのすべてを自力できる人がいるのも確かですが、決められた期間でクオリティの高いものを望むのであれば専門業者に依頼するのが確実です。

では、専門業者に依頼した場合の相場はいくらくらいなのでしょうか?

 

ランディングページの制作価格はピンキリ

基本的に、ランディングページの制作価格はピンキリです。

依頼主ひとりひとりの欲するランディングページの形が違うので、結果として全体の金額にばらつきが出るのです。

どれだけクオリティの高いものを求めるか、画像作成は含まれるのか含まれないのか。

それらによって、価格が違ってきます。

基本の値段があって、それにオプションで少しずつ上乗せされていくイメージですね。

 

制作価格の相場はいくら?

ピンキリといっても、大まかな相場は存在します。

格安をうたっているところでは2万~15万円ほど。

大手の制作会社で20~40万円です。

 

ですが、前述したとおりどのようなランディングページを作るかで価格は大きく変動します。

制作会社を決める前に最低3社には見積もりを出してもらい、比べてみることをおすすめします。

その際は見積もりに何が含まれていて何が含まれていないのか、これ以上アップすることはないのか、アップするならだいたいどのくらいなのか、画像や動画などのクオリティはどの程度なのかを確認しておいたほうがよいでしょう。

見積もりを出す前に、どういうランディングページを作りたいかというイメージをはっきりさせておくことが大切です。

 

納期までの期間は平均 どのくらい?

ネットで勝負する上で大事なことのひとつにスピードがあります。

新しいランディングページの制作を依頼するということは、今のランディングページでは満足していないということ。

集客力のあるランディングページの制作が遅れれば、それだけ利益を失っているともいえます。

 

ランディングページの制作期間は、3日~50日と大きく開きがあります。

格安をうたっている会社のほうが制作から納期までの時間が短い傾向にあり、3日~15日ほど。

大手の制作会社で1ヶ月前後のところが多いようです。

 

早くできればそれに越したことはないですが、もちろん早ければよいという話でもありません。

納期までの時間が短いということは、それだけ企画構成にかけられる時間が短いということです。

そのあたりのことも考慮しつつ、見積もりと同時に納期までのおおよその時間も聞いておくといいですね。

 

制作会社を選ぶポイント

格安の制作会社は直接会っての打ち合わせなどができないところが多くあります。

わずらわしさが減る反面、うまくイメージを伝えられないリスクがあります。

電話やメールなどで事前にコンタクトを取ってみて、きちんと対応してくれるかどうかを確認しておいたほうがよいでしょう。

また、制作後に本当に期待していたような成果がでるのかどうか知りたいのであれば、分析とテストを行ってくれるのかを確認しておくのも大切です。

制作会社の中にはランディングページを作って納品したら役割が終わり、というところが多くあります。

一発で最高のものができあがればテストや分析の必要もありませんが、そうでない可能性のほうが高いというのは、ネットショップを運営していればわかると思います。

 

おわりに

このようにして見ていくと、ランディングページを作る上で大切なのはどの制作会社に依頼するかではなく、それ以前に依頼する側にどの程度明確なイメージやプランができているかだということがわかります。

ランディングページの制作を依頼する際には、ぜひ参考にしてください。

 

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一つ一つのランディングページにSEO対策をほどこすことはとても大切です。そのランディングページに購入ボタンがついていれば、お客さんは「これが欲しかったの!」とすぐさまその商品を購入してくれるかもしれません。ネットショップを訪れてくれたお客さんを購入に結びつけるためには、何度もクリックやスクロールをするという手間を減らすこと(考える時間を与えないこと)が大切ですから、トップページやショップブログから商品ページに来てもらうより、はじめから商品ページに来てもらったほうが購入率も上がるわけです。

 

ここでは、ランディングページのためのSEO対策についてまとめます。

 

ランディングページのSEO対策その1.キーワードを調査する

ランディングページは、商品ページであることが多いと思います。

取り扱っている商品と関連性のあるキーワードを抽出しましょう。

Googleキーワードアドバイスツールなどのキーワードツールを使うと便利です。

 

お客さんがキーワードを入力するとき、それらの言葉はすべて質問です。

「赤い」「ワンピース」と入力するときは、「赤いワンピースを売っているネットショップはどこ?」と質問しているのです。

お客さんとなる人の心理を想像しながら、抽出されたキーワードがどのように結びつくのかを考えましょう。

 

ランディングページのSEO対策その2.キーワードの盛り込み方

抽出されたキーワードをランディングページに盛り込むのですが、ここにポイントがあります。

キーワードをただ羅列したのでは、お客さんはランディングページまではたどり着くかもしれませんが、そのあざとさに嫌気がさしてすぐに検索エンジンの結果ページに戻ってしまうでしょう。

また、検索エンジンはより専門性の高いページを上位に表示する仕組みになっているので、複数のキーワードを入れると内容がぼやけて上位に上がれない、ということが起こってしまいます。

大切なのは、検索エンジンで上位に上がり、なおかつお客さんが購入したくなるようなキーワードの入れ方です。

商品と合うキーワードを二つ程度に絞ってタイトルや見出しに入れましょう。

 

ランディングページのSEO対策その3.画像にaltタグを入れる

あなたはネットで自分のほしい商品を探したいとき、どうやってネットショップを探すでしょうか?

商品名がわかればよいですが、「色は何色で、形はこうで」という漠然としたイメージだけがあってブランド名すら決まっていないときもあると思います。

そういうときはキーワードを入力して画像を検索する、という人もけっこういます。

自分のイメージにあった写真から、ネットショップに移動するのです。

ランディングページに使う写真には、その内容を説明するためのaltタグを必ずいれましょう。

 

ランディングページのSEO対策その4.ランディングページのテストをする

ランディングページをつくったら、必ずテストをしましょう。

テストには、Googleアナリティクスという無料ツールが便利です。

購入率は妥当か、ページからの離脱率はどのくらいか。

テストをしてみてそれらの数字がイメージと違えば、ページの改良が必要になってきます。

見出しを大きくする、キーワードを変える、段落を短くするなどの変更を行い、再度テストをして以前のページとの数字の違いを比べてみましょう。

時間はかかりますが、一つのページで結果が出たら他のページに同じ改良を加えることができるので、テストをしてみる価値はあります。

 

おわりに

以上が、ランディングページのためのSEO対策です。

検索エンジンはユーザーにより質のよい優良なサイトを提供するように日々進化していますから、お客さんに情報が伝わりやすい、良質なランディングページをつくることが大切です。

SEO対策を意識するとテクニックに偏って無機質なランディングページになりがちですが、SEO対策における失敗は検索エンジンのランキングで1位を逃すことではなく、訪れたお客さんが元のページに戻ってしまうことだということです。

それを忘れずにページ作りを心がけていれば、どれだけ検索エンジンのアルゴリズムが変わっても上位にランクインするランディングページをつくることも夢ではないでしょう!

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あなたがウェブサイトでの売上を上げたいと考えているのでしたら、自社のランディングページに対する見直しも検討していることでしょう。そもそもランディングページとはどのような役割があるのでしょうか?そしてランディングページとはどのようなものであるべきなのでしょうか? 今回はランディングページを作る上で押さえておきたい3つのポイントを紹介したいと思います。

 

ランディングページとは?

ランディングページとは、検索サイトや広告などからリンクされたページのことを指しています。

広告をクリックして表示されるページであるため、会社の顔となるページと言えるでしょう。自社の本体のホームページを訪れたことのない人にとっては、会社の印象を一瞬で決める材料となります。そのような非常に重要な役割を担っているのがランディングページなのです。

 

ランディングページの3つの役割

ランディングページの役割1.リードを獲得する

リードとは、英語の「lead」から来たマーケティング用語です。「導く」ことを意味しており、商品への「問い合わせ」「見込み客情報」のことを指しています。「購買」「受注」といった「最終目標」へ導く前段階のことです。

 

ランディングページを訪れたユーザーに「サンプルプレゼント」「資料請求」という形で情報をもらうことにより、その商品に興味のあるユーザーに対して効果的な営業活動をすることができます。

 

直接購入する前の段階として、関心があるユーザーの情報を手に入れることが、ランディングページの大きな役割のひとつと言えるでしょう。

 

ランディングページの役割2.プロモーション活動

それまであなたの会社を知らなかったユーザーに対してアピールする役割です。会社のアピールポイントを端的に表現したページとなるため、ユーザーはその一ページで手早くあなたの会社を認識することができます。

 

ランディングページの役割3.ユーザーのニーズをつかむツール

ランディングページを作ることによって、そこに訪れた人のデータを獲得することができます。その手段としてランディングページを利用しましょう。

 

どのキーワードからランディングページを訪れたのか、どのような広告がクリックされそのページにたどり着いたのか、といった要素を分析することにより、ユーザーのニーズや興味の対象を詳しく知ることができます。その結果をフィードバックすることで、より効率的なマーケティングを行うことができるでしょう。

 

ランディングページを作る上で押さえておきたい3つのポイント

1.ランディングページの目的をはっきりさせること

ランディングページは「単純明快であること」が求められます。ユーザーにして欲しい「最終目標」をはっきりと伝える必要があるのです。広告に興味を持って訪れたユーザーに対して、何をして欲しいのか、そのユーザーにどのようなメリットがあるのかを伝えるためには、その「目的」を明確にする必要があります。あまり色々な情報を載せすぎることなく、わかりやすいページ作りが重要です。

 

2.スマートフォン用のランディングページを作成すること

最近はパソコンを使わず、全てのネット動作をスマートフォンで行うユーザーが増えています。できればスマートフォンでも機能するランディングページを別途作成することが望ましいでしょう。スマートフォンの画面サイズ、操作感などを考慮に入れた、重すぎない・リンクが少ない・画面に収まるようなランディングページが必要となります。

 

3.ターゲットやキーワードに応じたランディングページを作成すること

必要なランディングページは決してひとつだけではありません。広告・検索されてたどり着くキーワードに対して、いくつものパターンを作る必要があります。

 

異なるキーワードから訪れたユーザーには、異なる方法でのアプローチが必要です。ユーザーのニーズに合致するランディングページを複数作ることによって、より効果的なアピールが可能となるでしょう。

 

ランディングページを積極的に活用しましょう

いかがでしたでしょうか?ごく基本的なことばかりですが、ランディングページの重要な役割がおわかりいただけたかと思います。

 

もちろん、ランディングページは「作成して終了」というものではありません。リスティング広告、SEO対策と合わせて試行錯誤し、より効果的な成果が得られる手段として活用していきましょう。

 


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ネットショップを運営している方は、売上を上げるために日々努力をされていることと思います。しかし、その努力の方向は正しいでしょうか?価格を下げることや送料無料キャンペーンを行うことのみに頼ってはいないでしょうか?今回は、ネットショップを成功させるためのポイントとして3つに分けて考えてみたいと思います。

成功のポイント1.配送方法、注文方法、返品方法はわかりやすいか

お客様が初めてネットショップで注文するときに、一番気になることは「そのお店が信用できるかどうか」です。注文した商品は期待したような物なのか、注文した商品が間違いなく届くのか、日にちはどのくらいかかるのか、返品はできるのか、送料はどのくらいかかるのか、など知っておきたいことはたくさんあります。生鮮食品、オーダー品、ギフト商品などの場合はもっと多くの疑問点をお客様は持つこととなるでしょう。

説明は丁寧に

そのような不安を払拭するためにも、Q&Aや注文からの流れなど丁寧に説明して明記する必要があります。初歩的だと思われることだとしても、何かわからないことがあった場合には「問い合わせるのは面倒だし、他で買おう」とお客様に思わせてしまうでしょう。ネットショップ側としても、その都度問い合わせがあった場合には返信メールなどを作成するのに労力を使うこととなってしまいます。

考えられる範囲の質問事項は、すべてサイトに記載しておきましょう。

商品に関する説明も同様です。サイズ、色々な角度からの写真、大きさの比較、使用感の感想など、得られる情報が多ければ多いほど、お客様は安心して買い物をすることができるでしょう。

成功のポイント2.売り手の顔がわかるようなお店ですか?

個人経営をしている店の場合は、経営者の個性を出してみましょう。どのような人がそのネットショップを経営しているかがわかると、信用が生まれます。フェイスブックなどのSNSを使ってショップの情報を伝えていくときにも、「どのような人物が書いているのか」がわかると親近感もわくでしょう。簡単なことではないかもしれませんが、運営者の「ファン」を作っていく努力も個人経営のネットショップには必要な努力かもしれません。

ではどのようなことをすればいいのでしょうか?

間違いなく言えることは「扱っている商品に対する熱意が伝わるか」です。扱う商品に対する知識が豊富であったり、商品に対する愛着を持っていたりする姿勢を伝えることができているでしょうか?それに加えて「お客様」を大事に思っている丁寧な対応をすることができれば、そのネットショップとその店長に対する信用は生まれることでしょう。

成功のポイント3.広告宣伝はしていますか?

ネットショップというと、全国の人々がお客様になりうる可能性を持っています。しかし、その分競争相手も多いことも事実です。ネットショップを立ち上げただけでは、それは多くのネットショップに埋もれてしまい、人の目に付くことがありません。

SEO対策、リスティング広告からの集客など、ネットショップがネットで行う宣伝活動には様々な種類があります。

SEO対策にしても、リスティング広告にしてもネット上で広告を出すためには、仕組みを理解して運用して行くことが大切です。やみくもに手をつけるのではなく、「どのようなやり方が効果的であるか」をきちんとリサーチしてから行うようにしましょう。限られた広告宣伝のための費用を無駄にしないためにも、どのような方法がよいのか、勉強をすることを怠ってはいけません。

おわりに

以上、ネットショップで売上を上げて成功することへの一歩としていくつかのポイントを見てみました。ネットショップは、立ち上げてしまえばそれで自動的にお客様が集まり、何もしなくても売れるというものではありません。常に努力と勉強が必要であることを忘れず、自社のネットショップをよりよいものへと発展させていきましょう。

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